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トヨタ式「カイゼン」で保安検査スムーズに 中部空港|朝日新聞

  • nakamura20152
  • 2018年8月7日
  • 読了時間: 2分

引用元記事:朝日新聞

 中部空港(愛知県常滑市)の国内線保安検査場が混雑時でも通り抜けやすくなった。この夏、レーンが増設されるなど流れをスムーズにする工夫が凝らされた。お盆のピークを控え、関係者は大幅な時間短縮効果を期待している。

 空港会社などによると、国内線保安検査場は1日の出発便の約3分の1が集中する午前7~9時が最も混み合う。ゴールデンウィークやお盆、年末年始などは、この時間帯だけで4千人以上の旅行者が通る。長い行列ができ、通り抜けに20分以上かかることも。

 空港会社や国内線が就航する航空会社10社、警備会社による連絡会が昨年6月から対策を協議。最大10分での通過を目標に対策を考えてきたという。

 7月6日から保安検査場を2レーン増やして10レーンに。うち1レーンでは、X線検査装置に通す手荷物用トレーを、使用後に傾斜のついた約10メートルのレール上で滑らせて検査装置の手前に戻す「トレーバックシステム」を試験導入した。検査員が戻しに行くと、旅行者の動線を妨げるためだ。

 このシステムは空港会社の若手社員らによる手作り。「カイゼン」で知られるトヨタ自動車が協力したという。狭い空間を有効活用できて、動力がいらないメリットもある。効果を見て増設を検討する。

 さらに24日から、手荷物検査のレーンごとに行っていた航空券の確認を4カ所の「番台」に集約。確認を終えた人からすいたレーンに進んでもらう方式にした。手荷物検査ではパソコンなどをカバンから出す必要があり、航空券確認を検査と分離したことで流れがスムーズになったという。

 対策に携わった水谷正巳・全日空中部空港支店首席セキュリティーオフィサーは「比較的混み合う土曜の朝でも、7分程度で通過できている」と話し、お盆のピーク時の時間短縮にも期待する。ただ、空港内の駐車場が少なくなっていることもあり、時間の余裕を持って早めに空港に来てほしいと呼びかけている。(豊平森)


 
 
 

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