MRJ販売、北米400機目標 今後20年間、アジアでは250機|中日新聞
- nakamura20152
- 2018年10月19日
- 読了時間: 2分
引用元記事:中日新聞
三菱航空機(愛知県豊山町)は、開発する国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)について、地域別の販売目標を明らかにした。MRJ全体で1000機以上とする目標のうち、小型機の最大市場の北米で400機超、経済発展が著しいアジアでは国内を含め250機超に据え、向こう20年間での達成を目指す。
MRJ営業責任者の福原裕悟営業部長(53)が18日、インタビューで示した。同社は座席数70~90席の小型機は今後20年間で3千機超の新規需要があると予測する。地域別には北米が40%、アジア(中国含む)が25%、欧州が15%と見込まれ、福原氏は「予測に沿う形で各地域の販売を目指す」と話す。
アジアの中でも東南アジアを北米に次いで有望な市場と見据える。格安航空会社(LCC)の台頭で旅客数が伸びる東南アジアは現在、180席以上の旅客機が主流だが、「将来は経済成長に伴って中規模都市間を結ぶ新路線が増え、運航面で100席以下の小型機が必要になる」と分析。約90席のMRJ90を中心に販売を進める。
航空会社は機体更新時、初期費用がかからない同じメーカーの後継機を選ぶ傾向が強い。新規参入のMRJにとっては高いハードルとなるが、MRJの開発がヤマ場を越えつつあるのに応じて、商談件数が増えてきた。福原氏は「燃費の良さなどから競合他社より運転資金を低く抑えられ、長期的には初期費用が回収できる。販売目標は十分に達成できる」と強調した。
MRJは初号機を2013年に納入予定だったが、度重なる開発トラブルで現在は7年遅れの20年半ばの納入を目指す。国内や欧米の航空会社を中心に213機の確定受注がある。
(中日新聞)
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