三菱重工、MRJ支援2200億円 増資引き受けと債権放棄 |日本経済新聞
- nakamura20152
- 2018年10月31日
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引用元記事:日本経済新聞
三菱重工業は31日、民間ジェット機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を開発する子会社、三菱航空機(愛知県豊山町)の資本を増強すると発表した。1700億円の増資引き受けと500億円の債権放棄を組み合わせ、2200億円を追加支援する。債務超過状態を解消し、2020年半ばの初号機の納入に向け開発体制をさらに強化する。
三菱航空機は三菱重工が64%を出資しているほか、トヨタ自動車や三菱商事など9社が株主となっている。MRJは開発の難航でこれまでに納期を5回延期をしており、開発費が当初の見込みより大幅に膨らんだ。18年3月末時点で債務超過額が1100億円に膨らんでいた。
増資により三菱重工の持ち分比率は86.7%に増加する。調達する資金は座席数が90席級の「MRJ90」の研究開発や、事業化に向けた準備に活用するという。
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