欠航ゼロ目指し、大雪対策を訓練…中部空港｜読売新聞

引用元記事：読売新聞

　本格的な冬を前に、雪対策の準備を確認する「大雪対策総合訓練」が２７日、中部国際空港（常滑市）で行われ、国や航空会社、中部国際空港会社など約４０人が参加した。

　中部空港では昨年１月、開港以来最大の積雪７センチを記録し、７６便が欠航した。今年１月も４センチの積雪があったが、除雪車を増やすなど対策を講じて欠航をゼロに抑えた。

　訓練では、降雪予報発表を受けて雪対策本部が設置され、関係機関の担当者が除雪のタイミングや除雪車が故障した場合などを想定して訓練を進めた。また、滑走路では除雪車を実際に走らせて、正常に動くかどうかを確認していた。

　同空港会社空港運用本部長の舘剛史さんは「雪は地震や津波と違い、ある程度予測できる。今冬は暖冬と言われるが、関係機関が連携して準備に取り組む必要がある」と話した。

2018年11月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun