「サービスロボ」中部空港で披露 愛知県 実証実験へ|中日新聞
- nakamura20152
- 2019年1月3日
- 読了時間: 2分
引用元記事:中日新聞

人の生活を支える「サービスロボット」の実用化を支援するため、愛知県は2019年度、中部国際空港島(同県常滑市)を舞台にした実証実験に乗り出す。サービスロボットの開発競争が国際的に過熱する中、海外からの玄関口となる中部空港を「ショーケース」として活用し、日本の技術力をアピールする狙い。11月に県内で開かれる20カ国・地域(G20)外相会合で空港を訪れる各国政府の要人にもロボットを披露する考えだ。
サービスロボットを開発する主に県内の企業に実証実験に参加してもらい、県が開発やPRの費用を補助する仕組み。
実証実験で扱うのは、外国人客らに多言語で施設を案内する「コンシェルジュロボット」や、荷物を指定場所に自動で運ぶ「運搬ロボット」、警備員の代わりに空港内を巡回する「警備ロボット」、自走式の「清掃ロボット」など。いずれも空港で働く人たちの負担を軽減できる技術として、将来的な普及が期待されており、実用化に向けた課題や可能性を探る。
サービスロボットは、人工知能(AI)などの開発が進む米国や中国など海外でも研究が盛ん。国内では東海地方にロボット開発の高い技術を持つ企業が集積していることから、愛知県は技術開発を後押しし、海外に技術力を発信していく考えだ。
中部空港では9月に県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」が開業し、大規模な国際イベントの誘致が期待される。11月22、23日に名古屋市のホテルをメイン会場に開かれるG20外相会合も、ロボットの開発状況をアピールする絶好の機会となる。20年には、政府が初開催するロボット技術の国際大会「ワールドロボットサミット」が同展示場で開かれる予定。県の担当者は「19年度は効果的にロボットを披露し、サミットへの弾みとなる実験にしたい」と話す。
(中日新聞)
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